2017年4月のご挨拶

ケータイからスマホ(後編)

目次

 『前編』、『中編』と併せてご覧いただければ幸いです。
 (1) メールのあらまし
   はじめに
   メールの種類
   メールソフト・アプリから見たメール
 (2) SMS
   概要
   表示(受信)、新規(返信を含む)、削除
   設定
 (3) ドコモメール
   概要
   受信(表示)新規、返信、削除、転送
   メールの保護と解除、フラグ設定と解除
   フォルダ作成と削除、メール保存とメール取り込み、メール移動
   クラウド利用状況、アプリケーション情報
   設定
 (4) 終わりにあたって
 (5) Windows 10 Creators Update 適用時の不具合について(2017/4/15 追記・2017/5/1 修正)

(1)メールのあらまし

はじめに

「2017年3月の『今月のご挨拶』は、サボってしまったわね」

「おお、ともちゃんかい。
 そろそろ、公園の桜も満開になりそうじゃな。
 昔は、桜に特に感慨は、なかったが、年を重ねてくると、あと何回ぐらい、花見をできるかな、とも思うのう。
 昨年末には、もう、今後読まないであろう本を、だいぶ、業者さんに引き取ってもらった」

「それって、いわゆる『終活』かしら?」

「ま、『就活』でないことだけは、確かじゃ。
 3月は、DERIVE de ドライブの『偏微分方程式の解法(1)(関数変換、変数変換、積分変換)』を書いていたら、思いがけずに時間がかかってしまった。
 さて、今月のご挨拶では、『ケータイからスマホ』の後編として、『メール』を取り上げたいと思う」

「メールと言えば、2017年2月で、『Windows LiveメールからOutlookへ』を書いたわね。
 Windows 7の時代から親しんできた、Windows Liveメール(以下「WLM」とも書く)に対するマイクロソフト社のサポートが2017年1月に終了したんだっけ?」

「そうなんじゃ。
 WLMを使い続けることは、できるんじゃが、改善やセキュリティ等に関する修正プログラムは、配信されなくなった。
 このため、今後、セキュリティのリスクが高まるため、WLMのユーザーは、他ソフトへ、早めの乗り換えが必要だと思うのう。
 Windows VISTA も、4月で終了するしな。
 次節でメールの種類などを整理してみよう」
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メールの種類

「30年ぐらい前ならば、メールと言ったら、エア・メール(Air Mail ) と思われるじゃろう。
 辞書を引いてみると、mail の語源は、袋や旅行鞄を意味したそうじゃ。
 それが郵便物を入れる袋を指すようになり、やがて、郵便物自体を意味するようになったとのことじゃ。
 2000年前後から、パソコンが普及し始めて、インターネットが盛んに利用され出すと、電子メールは、E-Mail (electronic mail)とEを付けて区別したりした。
 今は、メール、と言えば、E-Mail のことで、それ以外は、影が薄くなったのう」

「おじぃさん!
 ここから先は、電子メール(E-Mail)のことだけだよ。
 いろいろな視点から、メールを分類できると思うけど、利用する機器の違いに目を付けると、
 『携帯(ケータイ)メール』と『PCメール』の2種類に区別できるでしょう」

「携帯メールというのは、ショートメッセージングサービス(SMS)のことじゃな?
 携帯電話の時代から使われてきたものじゃな」

「SMS、と、ドコモ(キャリア)メールね。(※ドコモメールは、PCからでも利用可能)
 SMSは、short message service の略だけど、相手の携帯電話番号だけが分かれば、送受信が可能なもの。
 電話回線を利用する点とテキストのみしかやりとりできないので、安全性が高い。
 そのため、金融機関等の『2段階認証』や『ワンタイムパスワード』送信用としても利用が増えている。
 SMSを通じて、利用者が認証用コードを受信し、他のPC等の画面に手入力する。
 SMSは、携帯電話(番号を持つ機器)でしか受信できないので、本人認証に利用でき、なりすましを、かなり防止できると思うわ。
 もう一つのドコモメールは、PCメールと仕組みは、同じ(受信:IMAP、送信:SMTP)で、ケータイ以外のPC等でも送受信可能。
 ○○@docomo.ne.jp、のようなメールアドレス宛てに送受信を行うもので、MMS(Multimedia Messaging Service )とも言われる。
 絵文字や写真なども送れる。SMSと異なり、インターネット経由でやりとりする。
 PCを持っていない方で、ケータイやスマホしか持っていなくても、ドコモであれば、『SPモード』を利用しているはずよね。
 SPモードは、NTTドコモが提供しているインターネットサービスプロバイダー(ISP)機能なの」

「ほー。なるほど。
 そう言われれば、最初の携帯で、iモードを利用したが、mopera U の契約が必要だったな。(SPモードは、2010年9月開始)
 それ以外の視点からの分類は、あるかのう?」

「メールデータの(最終的な)保存先の違いによる区別ができるかしら。
 メールデータは、送信者から、受信者が属するISPの受信者のメールアドレスのボックスに入る、というところまでは、同じ。
 (SMSは、ドコモ宛は、ドコモSMSセンターに届く)
 違うのは、
 メールを受信後に、PCなどのローカル側でメールデータを保存する『POP/IMAPメール』、と、
 メールデータがISP側にずっと残り、それをIEやエッジ(Edge)、クローム(Google Chrome)などのブラウザソフトを通して、表示・送受信するWebメールね。
 日本では、ヤフーメールがWebメールの最初かも知れないわね」

「携帯メールのSMSは、ケータイやスマホ側に保存されるじゃろう?」

「そうね、SMS は、端末側に保存ね。(詳細は、後述)
 一方、ドコモメールは、ケータイでは、端末側だけど、スマホでは、基本的に、クラウド側のようね。
 ケータイから引き継いだメールは、ローカルに保存されている。
 クラウド側のメールデータを端末側にダウンロードすると、既定では、内蔵メモリー/private/docomo/mail の中に保存される。
 その後、取り込み機能を使うと、『メール』の受信BOX等にコピーできます(後述)」

「PCメールの方は、ISPが複数の方法に対応しているIと思うがの?」

「確かに。
 多くのISPがWebメール機能等を提供してきているわ」

「メールの送受信規約(プロトコル)の違いはあるのかな?
 インターネットに接続出来ても、メールの送受信ができないというトラブルは、昔から多かったからな」

「従来は、POP3が受信プロトコルとして多く使われていた。(3はバージョン番号)
 POPとは、post office protocol の略。(post office は、郵便局のことね)
 送信は、SMTP というプロトコルが使われている。
 なお、POP / SMTP だと、送受信の際にパスワードが平文で送信されてしまう。
 それで、APOP という、パスワードのやりとりを暗号化するプロトコルが使われることもある。
 けれど、APOPには、脆弱性が見つかっていて、現在は、POP over SSL、 SMTP over SSL が推奨されているようね。
 ※昔は、送信時の認証は不要だったが、迷惑(スパム)メール対策で現在は、ほとんどのISPで送信者認証が行われている。
 一方、最近、IMAP4(Internet Message Access Protocol)に対応するISPやメールソフトが増えてきている。(4はバージョン番号)
 IMAPでは、メールの受信以外にメールの表示、削除やフォルダの作成などに対応している。
 いずれにしても、
 ISP 及びメールソフトの双方が同じプロトコル(POP/IMAP)に対応していて、ポート番号なども一致しないと送受信できない
ので注意ね」

「パソコン教室をやっておった頃、電子メールアドレスは、ほとんどの方が1つ(ISP発行のもの)しかなかった時代があった。
 ヤフーを使う、正確には、Yahoo Japan ID を取得するとじゃが、ヤフーメールアドレスが使えるようになって便利じゃった記憶がある。
 Yahoo! をヤッホーと読む方も多かったのう。(! エクスクラメーションマーク(びっくりマーク)が付いていることも影響したかもな)
 当時は、Windows 98 ~ Windows XPの頃だから、メールソフトは、Outlook Express かな。
 Webメールを利用している人は、少なかったように思う」

「そうでしょうね。
 会社と自宅、パソコンとスマホ、のように、複数の端末でメールをやりとりするようになって、Webメールのメリットが感じられるようになってきたのでしょう。
 一方、インターネットに接続して、ログインしないとメールが見えないというデメリットはあります。
 Webメールは、SSLで暗号化された接続(https)を使うのが普通ね」

「そうじゃったな。
 家庭や社内の有線LANの場合は、問題は少ないかも知れんが、無線LAN(WiFi)でインターネットに接続する際は、無線電波の届く範囲では、盗聴される心配があるので、ブラウザの接続がSSLだからといって、油断は禁物じゃ」

「スマホやタブレットの普及で、家庭でも、無線LANを使うのが当たり前になってきたけど、適切な設定と利用が大切ね」

「Iot(internet of things )=物のインターネット(接続)化が進むじゃろう。
 10年後は、どんな未来が待っていることじゃろう」
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メールソフト・アプリから見たメール

「次に、メールソフトから見た、パソコンとスマホ等のメール環境を整理してみよう」

「表にすると、こんな感じかしら。
 種類欄の Pは、POP型(POPまたはIMAPで受信)のメール、Wは、Webメール、を意味します。
 ただ、MacやiPhone 、iPad については、触れていないので、ご注意を。
 また、スマホと書いてある場合、多くのAndroid タブレット型端末でも同様です。
 なお、SMSは、SIMカードにSMS受信機能がないと利用はできないとのことよ。
 サポート期限は、マイクロソフトの延長サポートの期限です。他のアプリについては、記載していない。
 Windows 10については、今後、この日付よりも延長される可能性があるそうよ。

種類  ソフト(アプリ) 端末 OS(サポート期限) ソフト費用 サポート期限  WLMのデータ移行  備考 
P/W Office 365(サービス) パソコン、スマホ  Windows 10(2025/10/14)
Windows 8.1(2023/1/10)
Windows 7(SP1)(2020/1/14)
Android、
有償 最新のOffice利用可能 不明 月・年契約で1360円/月(税抜き)~
P Outlook 2016 パソコン Windows 10
Windows 8.1
Windows 7(SP1)
有償 2025/10/14 可能と思われる Outlook.comと共用は可能 
P Outlook 2013 同上 同上 有償 2023/4/11 可能 Outlook.comと共用は可能 
P Outlook 2010 同上 同上 有償 2020/10/13 可能と思われる  
Outlook 2007 同上 同上 有償 2017/10/10   可能 2017年内に期限切れ
P Windows Liveメール2012 同上  同上 無償 2017/1/10 終了 Windowsメールから 2017/1に期限切れ
Windowsメール 同上  Windows VISTA(SP2)(2017/4/11) 無償  2017/4/11 終了 Outlook Expressから  期限切れ
Outlook Express 6 同上  Windows XP(SP3)(2014/4/9 ) 無償  2014/4/9 終了   期限切れ 
メール 同上  Windows 10
Windows 8.1
無償 ストアアプリ  不可 マイクロソフト WLMの後継
Thunderbird 45.xx 同上 Windows 10、
Windows 8.1、
Windows 7(SP1)、
無償 オープンソース  可能  
Becky! Internet Mail Verル2.xx 同上  同上  有償  シェアウェア 可能と思われる  
Shuriken 2016 同上  同上  有償  ジャストシステム  不可。ただし、Windowsメール、Thunderbird、
Outlookの2007からは可。
 
P/W  Outlook.com スマホ、パソコン  同上  無償  マイクロソフトアカウント要 不可。Outlook 2013/2016との共用は可能  Webメール以外の送受信手段も提供
P/(W)  ドコモメール スマホ、パソコン  Android、iOS 無償 利用料金に加算  不可 キャリアメール、ISPメールも利用可
設定変更によりWebからも利用可
P メッセージ/ハングアウト スマホ  Android 無償 利用料金に加算 不可 SMS(ショートメッセージ)
P 緊急速報(エリアメール) スマホ Android、 無償 基本プランに含む 不可 地震、津波他の速報
W ブラウザソフト パソコン、スマホ  Windows、Android 無償 ヤフー、グーグル、ISP、 不明 Webメール以外の送受信手段も提供するところが多い

上の表で、薄い黄色の塗り潰しは、ドコモ固有の要素ね。
 auやソフトバンクでも、用語は異なると思うけど、基本的には、同じだと思う」

「なるほどな。
 パソコンやスマホを取り巻くメール環境は、複雑になっているのう。
 ともちゃんが書いてくれたように、つい最近、WLMからOutlook 2013に移行したばかりじゃ。
 WLMからの移行方法等についてお知りになりたい方は、『Windows LiveメールからOutlookへ』をご覧になって欲しい。
 Outlook 2013以外の特に、2016やOffice 365についても、WLMからの移行は、できるとは思うものの、確認しておらんので、思われる、または、不明としてもらった。
 Windows VISTAが今月(2017/4)に期限が来るのと、Office 2007が2017年10月に同様に期限切れとなることに注意して欲しい。

 ところで、わしは、Twitter は、やっておらんが、ツィッターは、スマホでは、どのアプリで受信することになるのかな?」

「F-02Hのプリインストールアプリとして、公式の『Twitter』が入っているわよ。
 その他、ツィッターを利用するための アプリは、いろいろとあるようね。
 ケータイでは、利用できなくなったらしいけど、Gmailなどを利用して転送するというような方法はあるというわ」

「アメリカのトランプ大統領がツィッターを効果的に利用して、選挙に勝利したからな。
 『トランプ』というと、日本語では、いわゆるトランプゲームあるいはその札の意味じゃがな。
 英語では、trump 切り札、ということ、では、カードのことを何と呼ぶかじゃが、card あるいは、playing card と言う。
 トランプを使った手品は、a card trick、とのことじゃ。(ジーニアス和英辞典より)

 しかし、肝心のトランプ大統領が、切り札、となるのか、日本語的な『トランプ』のような、運任せとなるのかが目下、不明とは、なんとも皮肉なことじゃ」

「えーと、まとめると、スマホで使う(と思われる)メールは、次の3種類ね。
 ・ SMS、
   携帯電話番号のみしか知らない相手とのメール送受信、
   金融機関やISPなどの2段階認証やワンタイムパスワード受信用(返信は不可)。
 ・ ドコモ(キャリア)メール
   メールアドレスが分かる相手との送受信
   必要があれば、ISPのメールの送受信も追加可能
   ドコモ(キャリア)からのお知らせの受信
 ・ Gmail、
   端末の認証用に利用される(グーグルのサービスを利用する場合は必要)
   Gメールの送受信、(他のISPのメールの送受信にGmailの利用も可能)」

「では、個別に、見ていこう」
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(2)SMS

概要

「スマホ以前から使えた携帯電話番号宛に送受信できるメールね。
 SMSとは、short message service の略よ。
 昔は、ショートメール(※)ともいった気がする。
 ※正確には、違うみたいだけど、ショートメールと書いてある場合はある。1996年頃から使われ出したとのこと。
 ドコモ以外のケータイ、スマホともやりとりはできます。
 ※ ドコモによれば、『平成23年7月13日より国内他事業者(KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクモバイル、Y!モバイル)との携帯電話からのSMSの送受信が可能となりました。』とのこと。
 全角70文字~670文字(他業者間は、70文字)。
 送信時に1通あたり、約3円~(海外向けは高くなるので注意)の料金が発生するが、受信時は、無料となる。
 これは、メールとはいっても、電話回線を使っていることを考えれば、納得です。
 長文や頻度が多い方は、通常の『メール』であれば、インターネット接続費用に含まれるので、使い分けを検討する方がいいと思う。
 F-02Hのプリインストールアプリでは、『メーセージ』または『ハングアウト』を使うと送受信が可能よ」 


「それじゃ。
 最初は、ケータイの時代と同様に、『メール』でSMSも送受信できるのかと思うたんじゃがな。
 違ったんじゃ。
 『メッセージ』または『ハングアウト』、いずれも試しに使ってみると、チャットのような画面で少し面食らった。
 また、メールデータがドコモメールとは別になってしまうのじゃな」

「確かにそうね。
 ドコモの取扱説明書でも、SMSは、既定では、『メッセージ』で開くことになっているけど、ハングアウトに切り替えることも可能。
 なお、海外の電話番号に送りたい場合は、国番号+相手先携帯番号、または、010+国番号+相手先携帯番号、と入力するとのこと。
 ただし、携帯電話番号が0で始まる場合は、最初のゼロは、省く(海外向けは高くなるので注意)

「ところで、SMSのメッセージデータは、ローカルに保存されているのかな?」

「これは、端末で受信した後は、そうなるわね。
 未受信の際は、ドコモの場合、0日~3日の期間(既定は、3日。設定で変更可能)内、『ドコモSMSセンター』に保管されているとのこと。
 ちょうど、留守番電話サービスと似ていると思うわ。
 SMSは、相手端末に電源が入って受信されるか、期限(未読のSMSは、送信者の定める期間)を過ぎると、ドコモSMSセンターから削除される」
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表示(受信)、新規(返信を含む)、削除

「使い方は、前掲のドコモホーム画面の『メッセージ』をタップします。
 メッセージが開くと、これまで、SMSをやりとりした場合は、電話番号(電話帳にある方は氏名)の各人の一覧が表示されます。
 受信については、ケータイでのメール受信と同様、電源が入っていて、受信範囲であれば、自動的に受信します。

 
 いずれかの人を選択すると、下図のように、チャット風にやりとりが表示されます」


「新規入力が少し分かりにくいかな。
 既存のスレッド(やりとり)がある場合は、新規も返信も同じじゃ。
 メッセージ一覧の画面の下部にある『メッセージを入力』と書いてある欄が1行しかないのでな。
 タップすると、文字入力画面が下部に広がるのだが。
 しかし、『送信』ボタンが前掲の図のように入力部のすぐ近くにあるので、ついと間違ってタップしがちじゃ。
 すると、途中でも、直ちに送信されてしまうのでな。
 ちょっと近すぎるような気がするのう」

「確かにそれは、言えるかも知れないわね。
 えーと、やりとりが残っていない方(スレッドがない方)にSMSを送る場合は、次の2通りね。
 ・ 上部の「新規作成」をタップする。

  To の後ろに相手先の携帯電話番号を入力する。


 電話帳に番号がある場合は、相手先名が表示される。
 下部のメッセージ欄に文章を入力し、送信する。

 電話帳に登録されている相手の場合は、
 ・ 『ドコモ電話帳』⇒相手を選択⇒携帯電話番号をタップ⇒電話をかける、SMS、ビデオコール、の中の『SMS』をタップ。


 こうすると、前述と同様の画面になるので、メッセージを入力をタップし、文章を入力・送信する」

「あとは、SMSを削除する場合じゃな。
 ・ すべてのスレッドを削除、
 ・ 同一人とのスレッドを削除、
 ・ 同一人とのスレッドの中の1つのメッセージを削除、の3通りがある。
 すべてのスレッドを削除する場合は、

 『メッセージ』を起動した直後の上図右上のメニューをタップすると、『設定』と『すべてのスレッドを削除』じゃ。
 後者のすべての『スレッドを削除』は、すべてのSMS通信記録を削除するという意味だ。

 次に、同一人とのスレッド(やりとり)を削除する場合は、相手とのスレッドを表示した画面で、

 上のメニューから、『スレッドを削除』を選択すると、同一人取りやりとりすべてが削除される。
 最後に、スレッド内の一つのメッセージのみ削除する場合は、そのメッセージをロングタップ(長押し)していると、
 メッセージオプションというウインドウが手前に表示される。
 そこには、
 テキストコピー、転送、ロック、詳細を表示、削除、とあるので、削除をタップすると、選択している1個のメッセージを削除できる


「3番目の、『メッセージを一つ削除する』方法は、取扱説明書に書いてあったけど、ちょっと、分かりづらかった。
 『転送」も、同様に、ロングタップして、上記の画面から選択してくださいね」
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設定

「SMSの設定については、何か難しいことがあったかのう?
 特に、設定した記憶がないが・・」

「確かに。
 それほど、細かい設定は必要ないと思うわ。
 設定するとすれば、通知音程度でしょうね」

「設定は、『メッセージ』を起動した直後の下図の右上のメニューをタップすると出てくるのう。


 『設定』と『すべてのスレッドを削除』じゃ。
 前者の『設定』をタップすると、つぎのような項目が表示される。


 ・ SMSが有効 ⇒(タップすると)便利機能⇒デフォルトのSMSアプリの変更(メッセージまたはハングアウト)
 ・ 古いメッセージを削除 既定では、Off、タップしてOnにすると上限に達したら古いものから削除。
 ・ テキストメッセージの削除件数 上記がOnの際に件数(既定は500件)を設定
 ・ バックアップ⇒SMSのバックアップ(本体からSDカード)とリストア(SDカードから本体)を実行
 ・ 受取確認通知 既定は、Off。Onにすると、確認通知を毎回相手に要求する
 ・ SIMカードのメッセージ SIMカードに保存したメッセージを管理する
  (この内容が何を意味するのかは、現在、不明)
 ・ 通知 既定は、On
 ・ 着信音 On/Off
 ・ バイブレーション On/Off
 ・ LED 着信時のLEDの色を指定
 ・ メッセージセンター番号 前掲の『ドコモSMSセンター』の電話番号と思われる。

 より詳細は、ドコモのホームページを参照してほしいのう。
 https://www.nttdocomo.co.jp/service/sms/index.html 」

「上の中に『iモード携帯・スマートフォン以外から送信する場合』という興味深い記事もあるわ。
 一般のプッシュ信号を送信できる電話からもSMSを送れる。ちょっと、電報みたいね。
 定型文も20個程度用意されている。(TELクダサイ、オクレマス、・・)
 おそらく、ワンタイムパスワードなども、コンピュータが機械的に送信するのでしょうが、こういった規則に従っていると思うわ」
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(3)ドコモメール

概要

「ドコモメールは、前掲のように、キャリアがドコモの場合に利用できるメールじゃ。
 SMSとは、異なり、一般の電子メールのように、インターネット経由で送信される。
 ドコモに登録した、○○@docomo.ne.jp というアドレス以外にも、他のISPのメールアカウントを追加可能じゃ。
 前出のように、メールは、通常は、クラウド(ドコモ)側で保存されるので、機種変更や紛失時に復旧が容易とのことじゃ。
 また、ドコモメールをPC等で送受信することも可能じゃ。
 なお、既定では、Webメールは、使えないが、スマホ側から準備操作を行っておけば、他のPC等からWebメールとして利用も可能じゃ」

クラウド側に保存されるので、保存数量に上限があるわよ。
 後述の『クラウド利用状況確認』で、現在、利用している件数と容量と上限数量を確認できます。
 上限に達すると、『保護』されていないメールは、古いものから順に削除されます。
 削除されたくないメールは、メールを『保護』(後述)するか、または、『メール保存』⇒『メール取り込み』でローカルにコピーしておくとよいでしょう。
 ちなみに、クラウドに保存できる件数は、2万件、容量 1 GB、が上限となっていました」

「ドコモメールには、『メッセージR』、『メッセージS』、があるのう。
 どう違うのかのう?」

「Sの方は、『スペシャル』の意味で、ドコモによれば、
 各企業が提供するキャンペーン情報や新商品のお知らせなどのお得な情報をspモードメールアプリにお届けします。
 Rの方は、『リクエスト』の意味で、同じく、ドコモによると、
 メッセージRには、「ドコモからのお知らせ(メール)」・「Myインフォメール」・「dマーケット メールサービス」・「dカードメール配信サービス」・「各企業配信のメッセージR」などがあります、ということよ」
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受信(表示)新規、返信、削除、転送

「まずは、最初に、使い方を説明するわ。
 起動方法は、下図の通り。
 受信は、SMS と同様に、電源が入っていて受信範囲であれば、受信されます。
 受信すると、下図のメールのアイコンが変化(左上に未読メール数が付く)します。


 上のホーム画面の封筒アイコンをタップすると『メール』が起動します。
 下図のように、フォルダ一覧、が表示される。


 ここで、『受信BOX』をタップすると、

 のように、メール一覧が表示されます。
 見たいメールをタップすると、画面一杯に内容が表示されます」


「次は、新規メールの作成方法だな。
 前出の『フォルダ一覧』画面の下部の『新規』をタップする。
 下図のように、To(宛先)、件名、本文欄が表示される。

 アドレス帳を利用の場合は、アドレス帳のアイコンをタップする。
 文字入力後に、必要に応じて、『プレビュー』を行い、『送信』ボタンで送信すればよいじゃろう」

「えーと、
 フォルダ一覧画面の右下の『その他』メニューには、
 下図のように、


 通常のメールソフトなどで利用できる機能のほとんどが含まれているようね。
 ・ CC/BCCの挿入、(CC:カーボンコピー、BCC:ブラインド(隠し)カーボンコピー)
 ・ 下書き保存、(書きかけを保存。新規作成の右上のメニューから下書き⇒未送信BOXに保存)
 ・ テンプレート、(中身は空のひな形を使う。『年賀状』ぽいものとかいろいろとある)
 ・ 現在地挿入、(後述)
 ・ 署名挿入、(あらかじめ署名を作成しておく。後述)
 ・ 電話帳引用、
 ・ 定型文、(自分で登録してある場合に利用可能)
 ・ デコメ・装飾を解除、(デコメは、下に記載)
 ・ 保存せずに編集を終了
 ・ メール設定、(後述)
 ・ ヘルプ、

 『デコメ』は、デコレーションメールの意味ね。
 デコメは、絵文字や文字色を変えることができる。HTMLメールのようなものかしら。
 ただし、デコメを送った場合、PCメールでは、Outlook 2013で表示したときは、ほぼ、そのまま見えたけど。

 メールソフトによると、絵文字は、添付写真のような扱いになったりするのね。
 なので、デコメは、ケータイ、スマホユーザーだけに送った方が無難でしょう」

「その他メニューには、スマホならではものがあるのう。
 『現在地挿入』とは、グーグルマップへのリンクが挿入されるのじゃ。
 受信した人がブラウザでリンクを開くと、グーグルマップ上に送信者の発信時点の位置が表示されるという機能だ。
 自分の現在位置を住所表示によらずに相手(自分に送ってもよい)に知らせる方法じゃ」

「次は、返信ね。
 受信したメールを開いた状態では、下部に次のように返信、全返信が現れます。


 『全返信』というのは、宛先、CC、BCC、に複数のアドレスがある場合のみ、『返信』と動作が異なるのは分かるでしょ。
 そうでない場合は、返信と一緒。
 以降は、PCのメールとあんまり違わないので、パス」

「よっしゃ。
 次は、削除だな。
 『メール』⇒『フォルダ一覧』⇒『受信BOX』を開く、
 メール一覧から削除したいメールの左側の□をタップする。
 □にレ点がつく。(チェック印のこと)

 レ点が付いた場合は、下部のメニュー欄が変化し、『削除』が現れるので、削除を選択してOKすれば、削除されてごみ箱に入る」

「最後に転送ね。
 転送したいメールを開いた状態で、

 上の図の転送をタップして、進めると他の宛先に転送することができます。
 ま、これ以降、新規メールと同様なので省略します」
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メールの保護と解除、フラグ設定と解除

「わしは、ふだん、PCでメールの送受信を行って、メールをローカルに保存しているので、『保護』は、ちょっと気がつかんかったな。
 ともちゃんが、ドコモメールの概要に書いてくれたように、クラウド側のメールの削除を防止するとともに、ローカルの場合は、うっかり削除の防止にもなる」

「Webメールを含めて、クラウド側にデータがある場合は、この問題は、常に考えておかないとね。
 仮に、上限がない場合でも、万一のトラブルでデータが消えてしまうことはあり得るでしょう。
 大切なデータであれば、保護するだけでなく、ローカルにも保存しておくことが望ましいわ。
 さてと、『保護』のやり方ね。
 メールの一覧画面で、保護したいメールの左脇の □ にレ点を付けます。
 複数可能よ。
 そして、下部のメニュー欄から、『保護』を選択するのね。


 そうすると、小さな鍵のマークが付きます。(小さいわよ)
 なお、『保護の解除』は、同様に、選択した後に、『保護』をタップすると、解除されるわ」

「なるほど。
 特に『保護解除』という命令は、ないのかのう」

「メール一覧画面で、一つのメールを選択した場合、上部のメニュー欄に『全件操作』という命令が現れるの。
 それをタップすると、

 保護設定と保護解除、というのがあるので、全件単位では、保護解除もあるわね」

「このフラグ設定と解除は、どういうものかな?」

「いわゆる、旗(Flag )付きにするか、外すか、というもので、検索する際に使うと便利な場合があるということ」

「なるほど。
 言われれば、WLMやOutlook にもあったのう。
 わしは、使っておらかったので、何かなと思ったのじゃ」
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フォルダ作成と削除、メール保存とメール取り込み、メール移動

「フォルダ一覧の『その他』メニューからは、フォルダの新規作成ができる。
 作られるのは、『クラウド』(ドコモ)側じゃ。
 作成は、フォルダ一覧画面の右下の『その他』メニューを開くと、



 ・ テンプレートで作成、
 ・ アプリ連携で作成、
 ・ フォルダ新規作成 (後述)
 ・ メール取り込み (後述)
 ・ メール振分け
 ・ メール設定 (後述)
 ・ ヘルプ、
 ・ クラウド利用状況確認、(後述)
 ・ アプリ情報、(バージョン情報を確認)

 上図のメニューが表示されるので、『フォルダ新規作成』をタップする。
 
 フォルダ名を入力して、フォルダのアイコンを選択できる。
 フォルダの作成先は、既定では、『受信メール』(受信BOX内ではない。受信BOXと同列)だな」

「作成先を『その他のメール』とした場合は、送信BOXや未送信BOXなどと同列に作成されるのね。
新規に作ったフォルダの削除は、できるのかしら?」

「これは、可能じゃ。(中身が空の場合は削除できない)
 中身が空でも削除可能だった。2017/4/4 修正
 フォルダ一覧画面で削除したいフォルダの左側の□をチェック。
 その後、右下の『その他』メニューをタップすると、下のメニューが出る。

 削除操作は、2通り。
 一つは、フォルダ内のメールだけを削除する、
 もう一つは、フォルダと内部のメールを削除する方法じゃな」

「そのほかに、前節で書いたように、フォルダ内『全件操作』を使うと、『削除』があり、フォルダ内のメールの全件を削除できるわ」

「ここで出てきた、『メール保存』は、クラウド側にあるメールを(フォルダが指定されているときはフォルダ毎)端末側に保存する保存する操作じゃ。
 メール保存を行っても、クラウド側のメールやフォルダに変化はない。
 すなわち、クラウド側のメールデータを端末側にダウンロードすると、既定では、内蔵メモリー/private/docomo/mail の中に保存される」

「なるほど、そのあとで、
 『その他』メニューの取り込みを実行して、『ローカル』側にコピーするのね

 クラウド側から取り込んだデータは、日付+時刻.vmg というファイルになっている。
 取り込みたいファイルをタップすると、
 
 上のような警告が表示されます。
 OKをタップすると、
 
 上図のように、完了通知が表示されます。
 取り込まれたメールまたはフォルダは、下図のようになります」


「最後に、『移動』じゃ。
 メール一覧画面で□にチェックを付けて、選択すると、下部のメニュー欄が変化する。

 『移動』ボタンをタップすると、
 現在のフォルダを除く受信内の他のフォルダの一覧と新規フォルダ作成、キャンセルのいずれかを選択する。
 なお、移動したメールは、元のフォルダから削除される。
 ただし、クラウド⇒ローカル、ローカル⇒クラウド、という移動はできないようじゃ。
 ※クラウドからローカルへは、前述の、メール保存⇒メール取り込みを使えば、コピーは、可能
」 

「前節で書いたように、フォルダ内『全件操作』には、『移動』があり、フォルダ内のメールの全件を移動できます」
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クラウド利用状況、アプリケーション情報

「概要に書いた『クラウド利用状況』がこれね。
 フォルダ一覧画面で、その他メニューから、『クラウド利用状況』を選択します。

 
 上の図のように、利用件数と利用容量等が表示されるの」

「ほとんど、使っておらんじゃろう。
 上限 2万件のうちの数十件じゃからな。
 一方、同様に、その他メニューから、アプリケーション情報を出すことができる。

 バージョン等が表示されるので、参考にするとよいじゃろう」

「ドコモメールのアップデートは、随時、自動的に行われるけど、何か問題があった場合に、最新のバージョンになっているかどうかを確認するといいわね」
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設定

「メールアドレスの変更、他のISPのアカウントの追加・削除、迷惑メール対策、メールの振り分け等については、設定から行える。


 ・ 着信設定 (着信音、光などの指定)
 ・ 表示カスタマイズ
 ・ 本文保持件数・通信設定
 ・ Wi-Fi利用設定
 ・ デコメ・引用・署名・定型文
 ・ 海外設定
 ・ 詳細設定 
 ・ ドコモメール設定サイト (アドレスの変更、迷惑メール設定等) ブラウザが起動⇒dアカウントでログイン
 ・ 迷惑メールおまかせブロック
 ・ マイアドレス (現在のメールアドレスを表示)
 ・ 一時データ削除
 上のような項目が実行できるのじゃな」

「ドコモメール設定サイトは、PCから接続した方が見やすいでしょう。
 ドコモID(dアカウント)とパスワードが必要になるわね」

「個別の詳細は、ドコモのホームページを参照してもらうことにするかのう。
 https://www.nttdocomo.co.jp/service/docomo_mail/
 だいぶ紙数が多くなってしまったのでな」

「まだ、Gmail について、書いていないわよ」

「ま、機会を見て、取り上げていこう。
 セキュリティ対策ソフトや他のアプリケーションのインストールなども書いておらんしな」

「PCとのデータ交換や印刷もあるわね」

「ま、『ケータイからスマホ』のシリーズも完結するまでには、もう何回か必要じゃのう」
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(4)終わりにあたって

 今回もご覧いただきありがとうございました。
   だいぶ、春らしくなってきましたが、どうぞ、皆様、ご自愛くださいますようお願い申し上げます。
   2017年4月に、Windows VISTA に対するマイクロソフト社の延長サポートが終了します。
   また、本年後半の10月には、Office 2007に対するサポートも終了します。

   インターネットに接続してお使いの方は、セキュリティが厳しい状態になりますので、最新版等への乗り換えをご検討ください。
   では、次回も、本欄で元気にお会いできますことを願っています。
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(5)Windows 10 Creators Update 適用時の不具合について(2017/4/15追記・2017/5/1修正 )

2017年4月12日(日本時間)以降、Windows Updateを通じて、バージョン1703 へのアップデータが配信されています。
 バージョンアップ前のバージョンは、1607 です。(2016年夏のAnniversary Update 適用後)
 現行のバージョンは、『設定』⇒『システム』⇒左ペインのバージョン情報、で確認できます。
 当方では、4/14には、バージョンアップができる状態になりました。
 しかしながら、結論から申し上げますと、もう少し、待った方がよいかと思われます。
 『設定』⇒『更新とセキュリティ』ら出ていた『再起動する』というボタンを考えなしにクリックしてしまったことにより、適用されてしまいました。
 Cドライブのバックアップを直前に取らない中でのバージョンアップとなってしまいました。
 バージョンアップそのものは、大きなトラブルもなく約2時間後に新バージョンになったのですが、以下のような不具合が発生しました。
 このうち、4番目のインターネットエクスプローラの不具合については、解決策が見つからず、「ロールバック」により、前バージョン1607に戻しました。
 ロールバックは、『設定』⇒『更新とセキュリティ』⇒左ペインの回復⇒前バージョンへ戻す、により約30分ほどで復帰できました。
 ただし、これも、8.1から10に変更した際に起きたのですが、『ユーザアカウント制御』を変更しないと使えないので注意します。
 ユーザアカウント制御は、コントロールパネル⇒ユーザアカウント⇒ユーザアカウント制御設定の変更、で一番上になっているスライドバーを一つ下げる。

 1.ネットワークにつながらない。
 解決策⇒ ネットワーク ⇒ アダプタ ⇒ ネットワークのリセット ⇒ アダプタのプロパティの変更で解消、
 しかし、Hyper-V の仮想スイッチは、削除されてしまいますので、作り直す必要があります。

 2.Edgeや天気などのストアアプリが起動しない(ビルトイン Administratorアカウントでは開くことができません)
 これは、Windows 8.1から10にした際にも発生したものです。
 解決策⇒コントロールパネル⇒管理ツール⇒ローカルセキュリティポリシー⇒
 セキュリティの設定⇒ローカルポリシー⇒セキュリティオプション⇒「ユーザアカウント制御 ビルトインAdministratorアカウントのための管理者承認モード」を「有効」にする。(有効にする前は、「未定義」となっています)

 3.システムフォントが細くなってしまう。
 これも、8.1から10にした際に生じたものです。
 解決策⇒「Windows10 フォントが汚いので一発変更!」などのフリーソフトで変更する

 4.インターネットエクスプローラ11がフリーズする
 ホーム画面は、なんとか表示するが、リンク個所にマウスを置いたとき手の形にならないか、または、なったとしてもクリック後にフリーズする。
 インターネットオプションから新機能である『Edge』タブを非表示にしても改善しませんでした。
 リンク先は、インターネット、イントラネット、どちらも、同様です。
 しかし、「標準」のマイクロソフトのニュースサイトは、正常に表示できました。
 また、IEの起動は、これまでも遅かったのですが、更に2倍ぐらい起動が遅くなりました。
 解決策⇒4/14現在では、見つかりませんでした。
 ※その後、再度、Windows 10 Creators Updateを行いました。
 前回の更新後、唯一、解決策が見つからなかったIE11は、ホーム画面をマイクロソフトの標準設定にしておき、お気に入りにイントラネットのサイトを入れておくことで対応できています。

 更新日 2017/4/4 一部追記 2017/4/15(修正 2017/5/1)、文章を微修正 2018/9/26、表のデザインを修正 2019/7/5

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